水木しげる・著、小学館発行の活字エッセイと漫画エッセイ。 文庫版を2010年に新装版として刊行された。 幼少の頃や14歳で出兵した戦時の話等が興味深く読めた。 印象に残った部分等 P23「幸運と不幸」・・・世の中には幸運…
歴史
読書感想「解明!大日本帝国の謎がわかる本」
彩図社から出版。 大日本帝国時代の日本の歴史がまとめられているので大日本帝国の勉強ができる。 個人的に印象に残った部分 1853年のペリーの黒船来航では日本が西洋の恐ろしさを知っていた為開国に抵抗しなかった。開国を心良く…
読書感想「天災から日本史を読みなおす」磯田道史
中央公論新社から2014年発売。 著者が日本の自然災害の歴史を古文書や体験談を調べ通した本。 過去に起きた自然災害の歴史を知ることでこれから起きるかもしれない自然災害を考えさせられる本。 時折、歴史の書物を求める著者の臨…
読書感想「知られざる江戸時代中期200年の秘密」藤崎晋
実業之日本社から2017年に出版。 江戸時代中期頃の歴史上の出来事を細かく分けて書かれている本。 歴史の本は活字が多い、歴史上の人物に興味を持てない、学校で習った主要人物しか分からない、徳川家の人物が多いので家康と綱吉く…
読書感想「新・家系の科学」与那嶺正勝
コスモトゥーワンから、2010年に出版。 家系を2万以上見てきた著者による、家系の盛衰の法則を説いた本。 ちなみに著者の名前の読みは「よなみね」と読むので書籍の検索や書店などでなんて読むのかと何気に困ってしまいそうな名前…
読書感想「伝統とは何か」大塚英志
筑摩書房より、2004年に出版された本。 「伝統」とは昔から「ある」ものではなく「求められ、作られてゆく」側面があるということを著者が検証をしている本。 本書の中では民俗学者の柳田國男、折口信夫、ラフカディオ・ハーンとい…
読書感想「昔はよかった病」パオロ・マッツァリーノ
新潮社から、2015年に出版。 イタリア人の著者が、日本の「昔はよかった」と言われがちな部分を否定的にまとめている本。 現代社会と昔を比べ「昔はよかった」という場合があるが、犯罪の統計を見比べるとむしろ今の方が良くなって…
読書感想「本当はひどかった昔の日本」大塚ひかり
新潮社から2016年に出版された本。 中学生の頃より「三度の飯より古典が好き」だった著者が古典から読み解いた「昔の日本が今よりひどかった」という話を現代の犯罪と照らし合わせながら解いている本。 この本のタイトルを見て「な…