読書感想「新・家系の科学」与那嶺正勝

コスモトゥーワンから、2010年に出版。

家系を2万以上見てきた著者による、家系の盛衰の法則を説いた本。

ちなみに著者の名前の読みは「よなみね」と読むので書籍の検索や書店などでなんて読むのかと何気に困ってしまいそうな名前・・・。
「新」と表記されているが以前にも出版した内容と大体同じなのだろうか?

印象に残った部分は、

〇家系が滅ぶか否かは夫婦仲を良くする心がけと努力にかかっている。

〇先祖である祖父の生き方が男兄弟の人生と一致している。

〇きれいな家系は滅びない。

〇近親相姦の家系は絶家になる(病気、事故、殺人被害あるいは家族が身内に対してもそのようなことをして絶家になるパターンも・・・・)。

〇先祖の悪い行いは子孫の代に降りかかる。

〇善行を重ねることと夫婦仲を良くすることで祖先の悪い影響や因縁を改善する意識が必要。

・・・・その他にも著者の興味深い家系の法則が書いてある。
この本は単なる家系の統計であっても所々不思議系の話もあるが、思う部分として、まず「家系が続いているということはすごい」ということなのだろう。

「悪いことが起きた、不幸が起きた」ということに対して大抵は自分本位になり「自分は何も悪いことをしていないのに何故不幸な目にあうのか」と思っても「自分の祖先の悪事のしわ寄せが来たのだな」と思う人はまずはいないとは思う・・・・。

この本を読むと結局は夫婦仲を良く保つということで家系や子どもにも良い影響を与えるということが分かった。

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