コア新書、2019年の本。 1990年代のサブカル(鬼畜系・悪趣味系)を著者の視点を織り交ぜて考察している。 鬼畜系を広めた雑誌や人物達、90年代サブカルチャーの内容、時代背景などが興味深い。 人権意識が薄いわりに建前重…
社会
読書感想「家族という呪い」阿部恭子
幻冬舎新書より、2019年発行。 著者はNPO法人Wolrd Open Heartの理事長。全国で初めて犯罪加害家族を対象とした各種相談業務、支援、啓発活動をしている。 本書は夫や子ども、孫などの家族が犯罪者になってしま…
読書感想「魔除けの民俗学」常光徹
角川選書、2019年7月発行。著者は常光徹(つねみつとおる)さんです。 昔の人々の生活と隣り合わせである家や日常生活で使う道具に対する考えや扱い、禁忌とされた事柄や俗信などがまとめられている本。 日本の古い俗信や魔除け、…
読書感想「子どものうつがわかる本」下山晴彦
主婦の友社から2020年に出版。 子どものうつ症状とはどのようなものなのか?うつになりやすい子は?うつになったらどうすればよいのか? 1970年前後までは「子どもはうつにならない」と世界中では考えられていたが、今や子ども…
読書感想「サンカの民と被差別の世界」五木寛之
講談社から2005年に出版。(五木寛之こころの新書シリーズ6) 本書は瀬戸内海の島々に暮らしていた人々の生活や歴史、差別問題などを民俗学者の沖浦和光氏のサポートと供に紐解いていく。 そして本書の後半では江戸時代の東京・浅…
読書感想「カスハラ」NHKクローズアップ現代+取材班編集
文藝春秋から出版。NHKクローズアップ現代+取材班編集の本。 「カスハラ」とは、「カスタマーハラスメント」の略である。 被害に遭う職業はサービスを提供する職種が多く、サービスを提供する仕事をする職員が客の暴言や暴力、度を…
読書感想「ネオサピエンス」岡田尊司
文藝春秋から2019年に発売。 本書では心の絆を求めない人類を「ネオサピエンス」・・・「回避型人類」と称している。 現代人は愛着関連障害が多いという。その原因を解析している。 ざっくり言うと「回避型人類」が増えたのは、母…
読書感想「なぜ、人は操られ支配されるのか」西田公昭
さくら舎から2019年に出版された本。 人に騙されないと自覚してもだれでも騙される仕組みが分かる。 心の操作により騙され、支配される順番や仕組み、騙されない為の方法が書かれている。 ざっくりと感想・・・ ・日本人は血液型…