講談社から2016年に発行。 戦争を知る著者2名によるそれぞれの幼い頃の戦争体験と反戦の意志をうかがうことができるエピソードが書かれたエッセイ。 戦争時代の苦労、九死に一生を得た体験をし、子供の為に日本のユニセフ親善大使…
エッセイ
読書感想「コンビニオーナーぎりぎり日記」仁科充及
コンビニ経営を30年続けてきた著者のコンビニにまつわる出来事がつづられたエッセイ。 2023年、三五館シンシャから発行、フォレスト出版から発売。 1990年半ばにコンビニを始めてから30年間の出来事を振り返るコンビニオー…
読書感想「パリ季記」猫沢エミ
2006年に出版された同タイトルの本であり、2022年に復刊された本書を読んだ。 扶桑社から出版。雑誌「天然生活」に連載されていたエッセイ。 2002年にフランスに移住した当時の著者のフランスのパリ生活を綴っている。 フ…
読書感想「ビンボー魂」風間トオル
中央公論社から2016年に出版した本。 モデル・俳優である著者の貧乏だった子ども時代のエピソードと貧乏から脱却するきっかけや、貧乏でも物事に対して前向きに考えて生きてきた思い出話が書かれている。 家庭の事情により幼いころ…
読書感想「カランコロン漂泊記」水木しげる
水木しげる・著、小学館発行の活字エッセイと漫画エッセイ。 文庫版を2010年に新装版として刊行された。 幼少の頃や14歳で出兵した戦時の話等が興味深く読めた。 印象に残った部分等 P23「幸運と不幸」・・・世の中には幸運…
読書感想「いい加減くらいが丁度いい」池田清彦
角川新書、2018年発売。 生物学者である著者の2017年~2018年配信されたメルマガに加筆と編集を加えたエッセイ的な本。 個人的に印象に残った部分は・・・ 〇男性は女性に比べて家事をする効率が下手という話は、著者が実…
読書感想「私の「貧乏物語」」岩波書店編集部
岩波書店から2016年発売の本。 岩波書店編集部が、各界で活躍している著名人36人のそれぞれの「貧乏物語」をまとめたショートエッセイ集。 貧乏という定義や考えが著名人それぞれだったり、金銭的・物質的・精神的な「貧乏」があ…
読書感想「感性は感動しない」椹木野衣
世界思想社から、2018年に出版。 美術批評家の著者によるエッセイ集。 著者名の読みは「さわらぎ のい」さんです。初見だと読めないので苗字や漢字に詳しくない自分は少し困ってしまいました・・・。 冒頭の岡本太郎の言葉の「感…