コア新書、2019年の本。 1990年代のサブカル(鬼畜系・悪趣味系)を著者の視点を織り交ぜて考察している。 鬼畜系を広めた雑誌や人物達、90年代サブカルチャーの内容、時代背景などが興味深い。 人権意識が薄いわりに建前重…
読書感想「家族という呪い」阿部恭子
幻冬舎新書より、2019年発行。 著者はNPO法人Wolrd Open Heartの理事長。全国で初めて犯罪加害家族を対象とした各種相談業務、支援、啓発活動をしている。 本書は夫や子ども、孫などの家族が犯罪者になってしま…
読書感想「魔除けの民俗学」常光徹
角川選書、2019年7月発行。著者は常光徹(つねみつとおる)さんです。 昔の人々の生活と隣り合わせである家や日常生活で使う道具に対する考えや扱い、禁忌とされた事柄や俗信などがまとめられている本。 日本の古い俗信や魔除け、…
読書感想「大学図鑑2022」オバタカズユキ
広告、建て前、裏取引一切なしで、有名大学83校の学生、OB、OGの人たちの生の声を集めて作った大学案内本。 大学は就職先や社会のニーズで選ぶよりは自分がやりたいことを優先しなければ大学生活は辛くなるかもしれない。 客観的…
読書感想「日本人はなぜ臭いと言われるのか」桐村里紗
光文社新書、2018年発行。 まずタイトルで驚いてしまうが、全体的に「臭い」と「健康」について書かれている本。 日本人は外国人のことを「臭い」と言えないのであるということ。 虫歯や歯周病治療にしても、日本人はひどい症状に…
読書感想「良心をもたない人たち」マーサ・スタウト/木村博江(訳)
草思社から2006年に発行された本。 著者のマーサ・スタウトは米国の心理セラピストとしてトラウマを抱えた患者の治療をし続けた経験から、患者が「良心のない人」に苦しめられている事実に気づきこの本を発表。 25人に一人の割合…
読書感想「石に刻まれた江戸時代」関根達人
吉川弘文館より2020年に発売された本。 江戸時代の色々な石造物について調べられた本。 石造物は紙に書かれた古文書と違い、硬い石に文字を刻むのが容易ではない為に数が少ない。 石造物に刻まれた歴史やその土地や人物について刻…
読書感想「お得食材でラクラク糖質オフ350品」
ワン・パブリッシングより出版された料理のレシピ集。 「もやし」、「豆腐」、「卵」、「鶏むね肉」、「豚こま肉」などの毎日の献立に欠かせない低価格のお得食材で糖質オフの料理を気楽に作ることができる。 糖質オフのレシピが主なの…