読書感想「国難の正体」馬淵睦夫

総和社から2012年に出版。

世界情勢を著者の見解でまとめられた本。社会勉強・世界情勢の事情とやらが学べるので面白いというより驚愕するといった感じ。

個人的に印象に残る部分を自分なりにざっくり書くと・・・

〇アメリカにはもはやアメリカ人はいない。
〇戦争は銀行と武器を作る会社のためにある。
〇国と国の戦いの中に、味方である側がなぜか敵国を支援している場合がある(補給とか武器の調達など)。
〇マッカーサーはアメリカに失望したっぽい。
〇グローバリズム=共産主義。全世界に渡れるというのは全世界の支配に繋がり、ますます貧富の差が生じる。
〇アメリカの軍事戦略はイギリスの影響。
〇アメリカは戦後の日本を精神的に立ち直らせなくするために自由主義や個人主義を植え付けた。日本のナショナリズムの強さが脅威であったらしい。原因は原爆投下に対するアメリカへの復讐を恐れたから。

政治の話に興味がない場合は話の内容がとっつきにくく、難しく感じる部分もあるのでこの本は政治関連の話に興味がある人向けである・・・。

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