日経ナショナルジオグラフィック社から2009年に発売。
ドイツ人のワルデマール・アベグの目線で描かれた100年前の世界旅行がなんと写真付きで書かれた旅行日記です。
日本含むアジアについても彼なりの率直な感想が書かれていてとても貴重な本。
印象的なのが日本を清潔な国と称していたこと。他の一部のアジアでは、食事の時に箸に口を付けたもので他の人にその箸で食べ物を取り分けるとか、骨付き肉の骨を所かまわずポイ捨てするとかが気になったようです。
アメリカでは、詐欺と奮闘したり彼なりの負けん気エピソードがインパクトがあった。それにしてもいつの時代にも旅行者を狙う輩がいるのだなと思った。
逆に「敵国の人間が来た」と警戒されたエピソードもあった。
それにしても100年前の世界といったら今と比べてガイドブックもなく事前の情報も乏しかっただろうに、すごい勇気だ・・・・!!