河出書房新社から2011年に発売。
ヨーロッパの「城」のイメージは、素敵な場所で、綺麗で豪華、とても広い、そして高貴な人ばかりが住んでいた・・・・・という感じですが、このガイドブックはそんなヨーロッパの城の場所や歴史が紹介されています。
綺麗なイメージしか思うことしかできなかったのですが、恐ろしいと気分がどんよりしてしまうフランスのロワールの「アンボワーズ城」の大虐殺の歴史・・・・・。王と王妃は必ずこの処刑に立ち合わなくてはならない立場だというからさぞかし精神的ダメージも計り知れなかっただろう・・・・。
この歴史を知ってしまうと城にのんきな気持ちで見学なんか行けないな・・・と躊躇してしまうかもしれない。
自分の場合はなぜか「きれい!素敵!」なんか言う気になれないです・・・。
古くから歴史がある建物には犠牲になった多くの人々の血が流れた場所でもあるということですのでね・・・・・。
今度は教会や修道院、聖堂も知りたいと思いました。