読書感想「崩壊マンションは買わない!」船瀬俊介

二見書房から2006年に発売。

マンション購入について気を付ける点が著者の視点で書かれた本。

○マンションは管理費が永遠に続くようなもの。
○建築コストを安くするオール電化は危険で、体には良くない。
○高層マンションの上階に住むほど不健康になる。ウツ、不妊、引きこもり等々。
○災害にあった時の逃げ場がない。
○窓を空けられず空気を感じられない。
○見晴らしに飽きる。
○コンクリートマンションは体温を奪う。外断熱しかない。
○「RC→鉄筋コンクリート」、「SRC→鉄骨鉄筋コンクリート」、「S→鉄骨造り」の中で問題になった手抜きはS。
○小泉政権から「民」が建築の監督になったことで利益優先になり、おかしな図面でも工事を進めた。

地震が起きた場合の危険な場所。
○埋め立て地・・・最も怖い、地盤がゆるく液状化、側方流動。
○池の跡地・・・水分が多い。液状化。
○川の跡地・・・阪神大震災の被害で多かった。軟弱地盤。
○谷の跡地・・・山側は地盤が固く谷は軟らかい。
○造成地・・・土を盛った部分が盛土崩壊。丘陸地と台地が危険。

マンションに限らず建物の危険性、その土地を知ることが大事だと思った。

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